柑橘類

植物の元気成分『へスペリジン』

物言えず移動もできない植物は、強い紫外線や雨風、害虫から身を守るために色素や辛味、苦味をもつ物質などで自己防衛能力を備えました。

これら色素や香りから発見された成分には、優れた健康パワーが秘められています。その一つ「へスペリジン」をご紹介します。

へスペリジンとは?

オレンジピール

「へスペリジン」と聞いても「何それ?」「知らない」という人がほとんどではないでしょうか。

しかし、「ミカンの皮や袋、スジなどに多く含まれる健康成分」と聞けば、少しは親しみが感じられるかもしれません。

へスペリジンは、古くから漢方薬として利尿剤や咳止めに用いられてきた「陳皮ちんぴ」の主成分。

陳皮は、ミカン、オレンジなどの柑橘類の果皮を乾燥させたもので、日本でも生薬として凍傷や外傷、風邪、解熱などに用いられてきました。冬に風邪を予防しようとミカンを食べ、冬至に体を芯から温めるためにユズ湯に浸かるのは、気休めだけではなさそうです。

ヘスペリジンはポリフェノールの一種です

近年の研究では、へスペリジンには抗不安(メンタルヘルス)作用をはじめ、抗アレルギー作用、血圧降下作用などが報告されています。

また、へスペリジンは「ビタミンP」と呼ばれるビタミン様物質(ビタミンではないけれども、ビタミンのような働きを持つ物質)の一つであり、ポリフェノールの一種である「フラボノイド」の一種。

ポリフェノールと聞けば、美容や健康に効果的であることは容易に想像できますね。

植物の色素にすごいパワーが!!

ポリフェノールの種類は多く、フラボノイド(へスペリジン、イソフラボンなど)はもちろん、果実や花の鮮やかな赤、青、紫を示すアントシアニンなどその種類は5000以上。

緑茶に含まれるカテキンもその一種です。ポリフェノールには共通してメタボリックシンドロームに対する効果をもつ物質が多いですが、大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た作用をするなど、それぞれの物質特有の作用もあります。

古くから、色のある食品は健康に良いといった考え方がありますが、科学的にも理に適っているようです。

植物のチカラで、より健康に

ポリフェノールは、ビタミンやミネラルのような人間の生命維持に欠かせない必須の栄養ではありません。しかし、積極的に摂取することによって動脈硬化やがん、老化、免疫機能の低下を予防することが期待できるでしょう。

野菜、果物、豆類、芋類、海藻、お茶やハーブなど、植物性食品の色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質「ファイトケミカル」も話題です。

ワンランク上の健康と美容のため、毎日に植物のパワーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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